はじめに-リサーチと思考法
KFSでは、調査を行う前の段階と後の段階、つまり
- 調査実施前の調査設計段階で、誰にどのような調査を行うかについて考える
- 調査実施後、分析を経た上で調査会社としてどのようなアクションプランの提言を行うかについて考える
場合は、目的から最短距離の方法を探るラテラルシンキングによる発想を大切にしています。
しかし、それは、ロジカルシンキングを軽視しているというわけでは全くありません。
調査を行う際には、ロジカルシンキングとラテラルシンキングの両方が補いあい、双方の良さを活かすことが重要だと考えています。
まず何より、私自身がロジカルシンキング信奉者です。
ロジカルシンキングとは、論理的(ロジカル)に考える(シンキング)=誰でもわかりやすい、筋道が通った考え方」のこと。
ロジカルシンキングは、ビジネスマンにとって不可欠なものという認識が広がっていますが、調査会社のリサーチャーの仕事は、それができない人はこの業界で「リサーチャーと名乗る資格なし(のはず、少なくともKFSでは。)」の必須スキルです。
本コラムでは、ロジカルシンキングとラテラルシンキングについて、リサーチに関連する内容を書いていきたいと思います。
リサーチとロジカル&ラテラルシンキング・コンテンツ
はじめに:リサーチと思考法
【第1回】So What?/Why So?(調査目的の明確化)
【第2回】調査設計とロジカルシンキング
【第3回】Fact&Stick:定量調査と定性を組み合わせた ハイブリット調査の薦め(調査手法)
【第4回】みんなって誰?-代表性(調査対象者の選定)
【第5回】定量的な裏づけ-標本数:サンプルサイズ(標本数)の考え方について
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