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KFS

マーケティングリサーチ・調査ソリューションの専門会社、株式会社KFS(ケイ・エフ・エス)。 創造性は顧客を深く知ることから始まる。 インサイト理解のためのインタビュー調査、定量調査と定性調査を組み合わせた統合型ハイブリット調査まで。コンセプト創出~受容度検証、価値創造ソリューション

【第5回】定量的な裏づけ-標本数:サンプルサイズ(標本数)の考え方について

Written by KFS on . Posted in リサーチとロジカル&ラテラルシンキング

調査の信頼性を高めるために

サンプルサイズの考え方とロジカルシンキング

「みんなって誰?」「それでホントにみんなって言えるの?」をきちんと、ロジカルに説明していこうとすれば、定量的に信頼性の高いデータの確保が不可欠になります。

では、「定量的に信頼性の高いデータ」とは、具体的に、どれだけの”数”のデータを集めれば良いのでしょうか?

サンプルサイズ(標本数)の設定は、まさにこの問題です。

これは、ロジカルに考える問題であるとともに、「判断の問題」でもあります。

統計的な信頼度はもちろん、数に比例して高くなります。
ただし、無制限にサンプルサイズを増やせば、当然ながらその分の費用は上がります。
調査を実務面から考え、予算と信頼性の兼ね合いを見ながら、結果として役立つ数(標本数)を設定することが肝要です。

 

サンプルサイズの決定も、ロジカルに行きましょう。

【第4回】みんなって誰?-代表性(調査対象者の選定)

Written by KFS on . Posted in リサーチとロジカル&ラテラルシンキング

調査の信頼性向上に向けて

調査対象者における「代表性」とロジカルシンキング
-調査対象者の選び方についてロジカルに考える-

 

調査全体のアウトフレームから、個別調査に落とし込む際には、調査目的に沿って

  • 調査対象と対象者の抽出条件
  • サンプルサイズ

を決めていかなければなりませんが、今回はこのお話です。


子供(のり君):○○買って―――!

ママ:ダメ!

のり君:なんで、みんな持ってるよ、買って―――!

ママ:みんなって誰よ?

のり君:たくちゃんとまさやくんでしょ、それから、けいちゃんも!

ママ:後は?

のり君:あとね—、

ママ:あとは誰、他には???

のり君:え-っと!

ママ:3人だけじゃん。絶対ダメー!!


 

子供のころ、親にこう言われた記憶はありませんか?
なぜ、のり君は、ママを説得できないのか?

ロジカルシンキングでちょっと考えて見ると、

この「みんな持ってる、みんな言ってる」に説得力を持たせる筋道こそ、調査対象者の設定とサンプルサイズの問題を考える際の1番わかりやすい考え方です。

もし、この子供(のり君)が桜小学校の1年A組に通う男の子と仮に設定し、考えてみます。

C【第6回】白

Written by KFS on . Posted in 色とリサーチ&マーケティング


白という色にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

 

ウェディングドレスに代表されるような「純粋無垢」「新たなスタート」を象徴する色?
お葬式の際の白装束のように、「命の終わり」、「終焉」を示す色?

汚れのない白には清潔感ありますが、無彩色であるがゆえに、そこから想起されるイメージは、捉える側の心理状態が投影され、

C【第5回】日本のピンク-桜

Written by KFS on . Posted in 色とリサーチ&マーケティング

sakurasakura

-ちょっと“色”から離れて、桜のお話-

 

世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平朝臣)

世の中に一切、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに、という意味。

 

特に昨年はとてもお花見気分ではなかったですから、

【第3回】Fact&Stick:定量調査と定性を組み合わせた ハイブリット調査の薦め(調査手法)

Written by KFS on . Posted in リサーチとロジカル&ラテラルシンキング

記憶に粘る事実を示す

”数字”で納得させて、”ストーリー”で腹落ち感を高める

ロジカルシンキングで重要な考え方は、「Fact(事実・ファクト)」です。

つまり、主観ではなく、誰が見ても納得できる客観的な事実であること。

調査には、大きく、「定量調査」と「定性調査」の2つがありますが、ロジカルシンキングの考え方と相性の良いのは、定量調査。

「誰々さんの意見や感想」といった定性データよりも、数字で示せる定量データで根拠を示すほうが、皆と同じ土俵で考えることが可能になります。

特に調査を問題点の指摘や今後の改善に活かしたい場合は、定量調査の出番といっても良いのではないでしょうか?

主観的な情報に頼れば、会議において議論が行き詰ってしまいますし、主観的な意見に基づく問題点の指摘合戦になってしまえば、本来、改善策を打ち出し、POSITIVEに取り組むことを議論する場が、感情的なしこりを生んでしまうことにもなりかねません。

 

「今回の新商品は、失敗でした。おそらく、XXとYYが原因だと思います」といった意見よりも、