C【第6回】白
k
白という色にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
ウェディングドレスに代表されるような「純粋無垢」「新たなスタート」を象徴する色?
お葬式の際の白装束のように、「命の終わり」、「終焉」を示す色?
汚れのない白には清潔感ありますが、無彩色であるがゆえに、そこから想起されるイメージは、捉える側の心理状態が投影され、
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白という色にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
ウェディングドレスに代表されるような「純粋無垢」「新たなスタート」を象徴する色?
お葬式の際の白装束のように、「命の終わり」、「終焉」を示す色?
汚れのない白には清潔感ありますが、無彩色であるがゆえに、そこから想起されるイメージは、捉える側の心理状態が投影され、
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平朝臣)
世の中に一切、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに、という意味。
特に昨年はとてもお花見気分ではなかったですから、
ロジカルシンキングで重要な考え方は、「Fact(事実・ファクト)」です。
つまり、主観ではなく、誰が見ても納得できる客観的な事実であること。
調査には、大きく、「定量調査」と「定性調査」の2つがありますが、ロジカルシンキングの考え方と相性の良いのは、定量調査。
「誰々さんの意見や感想」といった定性データよりも、数字で示せる定量データで根拠を示すほうが、皆と同じ土俵で考えることが可能になります。
特に調査を問題点の指摘や今後の改善に活かしたい場合は、定量調査の出番といっても良いのではないでしょうか?
主観的な情報に頼れば、会議において議論が行き詰ってしまいますし、主観的な意見に基づく問題点の指摘合戦になってしまえば、本来、改善策を打ち出し、POSITIVEに取り組むことを議論する場が、感情的なしこりを生んでしまうことにもなりかねません。
「今回の新商品は、失敗でした。おそらく、XXとYYが原因だと思います」といった意見よりも、
ロジカルシンキングとは、本来、「論理的(ロジカル)に考える(シンキング)・筋道を立てて考える」思考法ですが、リサーチの現場における「ロジカルシンキング」は、以下が特に重要となる基本の考え方になります。
1. 目的思考:(ドリルを買う人が欲しいのは「穴」であることの理解)
2. ゼロベース思考:
3. フレームワーク思考:
4. 優先順位付け・重点志向:
5. グランドデザイン思考(マクロからミクロへ):
6. 仮説思考:
具体的に、まず、調査を計画する際の始めの段階、「調査設計を考える」際のプロセスに、ロジカルシンキングの考え方がどのように生かされているのかを見て行きましょう。
調査について、お客様からご相談を受けたり、オリエンテーションを受ける場合、KFSでは、できるかぎり、直接お客様の所へお伺いして、お客様と調査目的について、ディスカッションをするための時間を持つようにしています。
というのは、調査目的についての文言、例えば、
「○○の実態を知ることで、今後の商品開発に資する」
「○○についての顧客満足度実態を測定することで、今後の顧客との関係改善を図る」
などだけでは、結局、何を情報として得たいのか、ゴール設定がよくわからない、何を論点に調査全体を組み立てればよいのかがよくわからない・・・。
「So What?(だから何?)」に陥ってしまうからです。
聞きたいのは、「Why So?(なぜ、そのように思うの?)」です。
お客様自身が、なんとなくイメージしている、もやもやとした調査への期待、文章にはなっていないかもしれないけれど、その背景にある思いや狙い、これらの「Why So?」を、会話を通じてクリアにしていき、相互理解を深めて調査目的をオーソライズしていく手腕こそが、調査会社に必要なスキルだと思います。
そして、このプロセスは、非常に重要。
なぜなら、