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KFS

マーケティングリサーチ・調査ソリューションの専門会社、株式会社KFS(ケイ・エフ・エス)。 創造性は顧客を深く知ることから始まる。 市場・ターゲット可視化、インサイト理解のためのインタビュー調査など。 定量調査と定性調査を組み合わせた統合型ハイブリット調査による市場理解~受容度検証、価値創造ソリューション。

はじめに-リサーチと思考法

Written by KFS on . Posted in リサーチとロジカル&ラテラルシンキング

KFSでは、調査を行う前の段階と後の段階、つまり

  1. 調査実施前の調査設計段階で、誰にどのような調査を行うかについて考える
  2. 調査実施後、分析を経た上で調査会社としてどのようなアクションプランの提言を行うかについて考える

 

場合は、目的から最短距離の方法を探るラテラルシンキングによる発想を大切にしています。

しかし、それは、ロジカルシンキングを軽視しているというわけでは全くありません。

調査を行う際には、ロジカルシンキングとラテラルシンキングの両方が補いあい、双方の良さを活かすことが重要だと考えています。
まず何より、私自身がロジカルシンキング信奉者です。

ロジカルシンキングとは、論理的(ロジカル)に考える(シンキング)=誰でもわかりやすい、筋道が通った考え方」のこと。

ロジカルシンキングは、ビジネスマンにとって不可欠なものという認識が広がっていますが、調査会社のリサーチャーの仕事は、それができない人はこの業界で「リサーチャーと名乗る資格なし(のはず、少なくともKFSでは。)」の必須スキルです。

本コラムでは、ロジカルシンキングとラテラルシンキングについて、リサーチに関連する内容を書いていきたいと思います。

 

リサーチとロジカル&ラテラルシンキング・コンテンツ

はじめに:リサーチと思考法
【第1回】So What?/Why So?(調査目的の明確化)
【第2回】調査設計とロジカルシンキング
【第3回】Fact&Stick:定量調査と定性を組み合わせた ハイブリット調査の薦め(調査手法)
【第4回】みんなって誰?-代表性(調査対象者の選定)
【第5回】定量的な裏づけ-標本数:サンプルサイズ(標本数)の考え方について

関連情報

KFSの調査におけるラテラルシンキングの取り入れ方についてさらに詳しくはこちら→

C【第4回】日本のピンク:梅

Written by KFS on . Posted in 色とリサーチ&マーケティング


今年は、桜が遅いですが、先日、梅を見に、茨城県の偕楽園に行ってきました。

ということで、今回は、日本のピンク、梅を中心に、梅、桃、桜について。

満開の梅の写真、遠景図です。
私には、この景色が、なんだが、東山魁夷の吉野の桜の絵のように見えました。
ただし、桜と梅では、花の付き方が違うため、なんとなく、梅のほうが寂しい感じ。
霞のように、煙った景色に見えます。

 

梅の美しさは、個人的には、枝ぶりの美しさにあると思っています。
だから、梅がたくさん植えてあると、つい、「この密集しているところ、いらないでしょ・・・!何本か抜きたい、空間が欲しい・・」なんて思ってしまう。もちろん、好みの問題ですが・・。

そういう意味で、梅といえば、

C【第3回】ピンク

Written by KFS on . Posted in 色とリサーチ&マーケティング

いけばな by 詠琇 (Eishyu 草月流師範)


今回、活けたのはピンクでも、ちょっと赤紫系のピンク、黄色みの強いコーラルピンクというよりピーチ?(チューリップ)、ホワイトが強いピンク(桜)です。

 

「ピンクって一括りにしないで!」という声が聞こえてきそうなくらい、ピンクという色に対する女性の思い入れは強いですね。

C【第2回】オレンジ

Written by KFS on . Posted in 色とリサーチ&マーケティング

 

いけばな by 詠琇 (Eishyu 草月流師範)

 


個人的には、一番大好きな色、それがオレンジです。

活けたのは、オレンジのチューリップに、黄色のスイートピー、クロモジです。

*クロモジ(緑の枝)って、どこかで聞いたことはありませんか?
そう、楊枝のことです。和食屋さんで、最後の水菓子や和菓子を頂く時に添えられているあの楊枝です。
本来、この枝を削って、楊枝として使用していたため、楊枝のことも「クロモジ」と言うそうです。

—-話を戻して。

オレンジも、黄色と同様にコミュニケーションカラーの一種で、

C【第1回】黄色

Written by KFS on . Posted in 色とリサーチ&マーケティング

いけばな by 詠琇 (Eishyu 草月流師範)


春が待ち遠しいので、黄色を活けてみました。

マーケティングリサーチ手法としては一般的なグループインタビュー、デプスインタビューですが、対面で生活者と向き合い、インサイトを探っていくとき、言葉以上に表情、態度、動作などから読み取れることがたくさんあります。

「人は見かけが9割」ではありませんが、“見ること”を訓練していくと、思いがけない発見に繋がります。

中でも、「色」は、多くの情報を発信しています。

例えば、