調査手法についての考え方とラインナップ
目的が異なれば、
手法も異なる。
あなたに最適な調査手法の選定から実施までサポート。
アイディアの元ネタを探す、「仮説立案」なのか?
あるアイディア=仮説のもとに、その仮説が、狙ったターゲットに通用するのかどうかを検証したいのか?
生活者が問題点として意識しているのか?
それは言語化できる内容なのか、そうでないのか?
調査を行う際には、まず、これらの整理が必要です。
商品開発やサービス開発など、仮説立案を目的とした場合、商品やサービスの使われ方を知る実態把握調査でまず気づきを得ること、満足度調査などで、生活者が「言語化」できる顕在化した問題点を把握することが重要です。
加えて、生活者自身が気づいていない、「消費者の潜在的なニーズや感情≒インサイト」に、どこまで迫っていけるかが求められます。そのために、行動観察などエスノグラフィ手法やオンライン口コミ分析などを取り入れたインサイトアプローチも必要となってきます。
一方、アイディアが生活者に受け入れられるかor受け入れられないかを検証する「仮説検証型」の調査の場合、従来型のネットリサーチやグループインタビューの、コスト効率の良さは、やはり無視することはできません。
あなたの目的に合わせて、最適な手法を選ぶこと。
KFSでは、マーケティングリサーチの専門会社として、あなたの目的に沿った調査手法をご用意しています。
調査方法のご提案から実施まで。トータルにサポートします。
定量調査
メリット
- 多くのサンプルに基づく統計分析→客観性、定量的な裏付けとしての説得材料となる
- コスト効率の良さ
- 調査期間(スピード)
- 難易度の高いセグメントにも到達しやすい
デメリット
- 回答者自身が気づいていない、言語化しにくいテーマには不向き
主な調査手法【WEB定量調査】
- ネットリサーチ
- モバイルネットリサーチ
定性調査
メリット
- 生身の生活者の話の具体性
- じっくり生活者の声に耳を傾けることができる
- モデレーター(司会者)が臨機応変に話題に「つっこみ」を入れることができる
デメリット
- 同調の理論(敢えて場の雰囲気を壊してまで反対意見を言わない)、社会的バイアス(見られたい自分で話す)などのバイアスを取り除き、ホンネを引き出すテクニックが必要
- 情報の代表性・客観性~一部の人の一部の意見の可能性があり、得られた情報が市場全体を代表する意見とはとりにくい
- コスト効率(1サンプルあたりのコスト:アンケートの数倍)
- 調査期間(スピード)
主な調査手法【インタビュー】
- 1on1デプスインタビュー調査
- グループインタビュー調査
- 訪問インタビュー調査
インサイトアプローチ
メリット
- 思いがけない発見がある
- 顧客のホンネ、顧客を感動させるための“ツボ”が理解できる
- 革新的なアイディア創造につながる
デメリット
- 生活者の一言やちょっとした動作から本質的な価値や価値を感じ取ることが重要となり、担当者の思い入れや経験値が影響しやすい。~別途、インサイトの妥当性検証を要す
- 情報の代表性・客観性~一部の人の一部の意見の可能性があり、得られた情報が市場全体を代表する意見とはとりにくい
- コスト効率(1sあたりのコスト:アンケートの数倍)
- 調査期間(スピード)
主な調査手法 【定性調査手法で使うテクニック】
- 写真投影法(ビジュアル刺激法)
- 文章完成法
- 行動観察法
- 写真観察法 (フォトサンプリング)
- 日記調査法
調査手法について(詳しく)
→ネットリサーチ
→インタビュー調査
→インサイトアプローチ
→ホームユーステスト
→郵送調査