写真観察法
別称:フォトサンプリング、写真調査
欲しい情報を引き出すためには、テクニックが必要です。
ビジュアルで、”見落としている事実”を拾うための定性調査のテクニック。
使用シーンや利用実態についての理解を深めたい時に。
写真観察法(フォトサンプリング)とは?:定性調査テクニック
- 従来の記述式調査では難しかった、生活者の生活シーンをビジュアルで把握。
「隣の晩ごはん」を写真を用いて行うイメージ
~車の中やダッシュボードの使い方、あなたの鞄の中身拝見、冷蔵庫の中身、ドレッサーの中身、書斎の中のこだわり、など。 - 製品&サービスを、どのような時に、どのような方法で、どのような他のサービスと一緒に使うか、などテーマにそって、調査対象者自らに写真を撮ってもらい、“観る”ことによって、消費者についての知識を深める方法
KFSの写真観察法の特長
- 1週間の行動記録を写真で取ってもらう日記調査法や、期間終了後に被験者に集まってもらうインタビューなど、調査手法を組み合わせてご提案
- 実査前のマーケティング企画、調査設計(対象者の選び方、アウトプット逆算式の質問項目など)から全面サポート
- 写真観察法で得られた情報をもとに、顧客のニーズをどう読み取るか、また、そこからどうアクションプランを立案するかを検討するためのワークショップ開催をサポート(オプション)
調査方法
1on1デプスインタビュー
- 1人あたり 60分程度 (通常 4~8名)
- 1対1のマンツーマンで、テーマに沿って対1のマンツーマンで、テーマに沿って撮影してもらった写真をもとに話を聞く
~使用シーン、そのような使用方法をしている意図、一緒に映っているモノやヒトについて。 - 司会者は、写真をもとにした生活者の話を通じて、生活者自身があまり気づいていない、隠れたニーズや価値観を探っていく。
グループインタビュー
- 1グループ 60分程度 (通常 4~8グループ)
- 3~4名の対象者に、座談会形式で実施
- それぞれ各自に持ち寄ってもらった写真をもとに、話を聞きながら、そのような使い方を他の参加者もしているかどうか、使い方や価値観に対する共感度など、グループダイナミズムの良さをいかして、活発な議論をもとに、生活者のニーズ、価値観を探る
WEB日記調査法や、モニター調査(試用調査)などとの連動企画
- 調査設計からご提案させていただきます。まずはお問合せください。
このような時に
ペルソナ構築
- ターゲット像の具体化、ライフスタイル、価値観等の明確化
使用シーン・利用実態調査
- 生活者のライフスタイルや、生活シーンを掘り下げる。
- 自社の提供する商品・サービスが、生活者の生活シーンの中で、どのような時に、どのようなシーンで利用されているかを探索。
例:1000円以下の乳液○○は、化粧品道具と一緒ではなく、お風呂セットと一緒に収納されていたのは、顔につけるのではなく、ボディローションとして使われていたから。
価値観探索調査
- ターゲット層の「お気に入りの服やバック」「お気に入りのプロダクト」「お気に入りのレストラン」など、写真を持ち寄ってもらうことで、ターゲット層が今、商品・サービスにどのような価値観や感性を求めているのかを掘り下げることができる。
- ~私のこだわり:消費の重点ポイント、タテマエとホンネのギャップ
調査費用
※調査内容・利用する調査手法によって、費用概算が異なります。
詳しくは、お問い合わせください。