KFSの調査設計
まずは、思考のストレッチを。
”目の付け所”を変えると、違う側面が見えてくる。
正解は1つだけではないし、正解に行き着く方法も、1つだけではありません。
KFSでは、ロジカルシンキングにラテラルシンキングを取り入れた調査設計をサポートします。
問題を新しい枠組みで捉える。先入観を持たない。
新たな商品&サービスを考える。
枯れてきた市場に喝を入れるためのアイディアを考える・・・。
調査は、手段であり、調査をすること自体が目的ではありません。
マーケティング戦略が、「打倒競合」が目的になっていませんか?
それは否定しませんが、優先すべきは、顧客にとっての価値実現です。
そのためにはどうすべきかの解やヒントを市場調査に求めるには、まず、どのような考え方で市場を攻めるのか、思考のストレッチが必要です(企画立案フェーズ)。
KFSでは、1.オズボーンのチェックリスト、*2.SCAMPER法、*3.コトラーの水平移動法など、様々な手法を駆使して、市場に対する見方を変える、視点をラテラル(水平移動)することで、あなたが目標とする市場や対策をどこに定め、誰に何を聞くべきか、考えるところからサポートします。
調査は実施する前の段階で、
- 今回の調査は、商品開発やサービス開発のアイディアの素となる実態把握を目的としたものなのか?
- 商品開発やサービス開発の市場開拓仮説があり、その仮説検証を目的としたものなのか?
から始まりますが、誰に何を聞くか? 調査対象の選び方、質問項目の立て方など、商品・サービスの開発の上での目的や狙い、ターゲット仮説なり、市場攻略の仮説の反映なくしてありえません。
これは、実態把握調査であっても、同様。
仮説検証型調査は、仮説追認型調査になるという意見もありますが、アイディアの素・潜在的なニーズを探るためや、市場の変化を掴むための調査であっても、
- 誰の(ターゲット)、
- どのような志向なのか、
- 時間の使い方なのか、お金の使い方なのか、意識の変化なのか、
- ○○といった商品やサービスの使い方なのか、
- つぶやきなのか、
- 満足度調査のように、「満足はしていないが、良いとも思っていないこと」や、「顕在化している不満」から探るのか、
アプローチ方法は様々であり、影響しそうな要因を考えること無しには役立つ調査はできないのです。
まず、どのように市場を捉え、何をアウトプットとして導き出したいか、きちんと定義をし、そこから調査設計を行う必要があります。
この目的や調査設計がおざなりな状態を、
KFSでは、 「Garbage in, Garbage out! =ゴミを入れればゴミが出てくる」
と言っています。
逆に言えば、目的に沿って、何を測定すべきか、どうやって測定すべきかが分かれば、世界はそう複雑ではなくなるのです。
- まず、きちんと調査の目的を明確化する
- 誰に、どのような価値を提供する上で、どのような情報が必要なのかを決める
- そこから、そのゴールに導くために、誰に、何を、質問するかを考える(調査設計)
ゴールからの逆算式でロジカルに(垂直思考で)リサーチを考えるからこそ、役立つ情報が得られるのです。
イノベーションを求めるのなら、調査のやり方を見直すことから。
KFSでは、調査設計の段階からあなたをサポートいたします。
KFSが調査設計にこだわる理由:
調査設計の品質は、調査の役立ち度に直結
あなたの解決したい問題の本質から、
問題解決のための最短距離を考える。
調査設計とは、リサーチを実施する前に、
- どんな目的で(Why)
- 誰に(Who)
- 何を(what)
- いつ(When)
- どこで(Where)
- どのような方法で(How)
- いくらで(How much)
といった、調査を行う上での5W2Hを考える、まさに調査全体の「設計図」を作る ことです。
これは家を作るのと同じ。
家を建てる前には、建築設計士さんと、どんな家に住みたいのか、あなたの希望や予算を話し合い、それをもとに設計士さんが「設計図」や「パース」を書き、最終的には、あなたの夢を形に設計図として書き起こします。
つまり、設計図次第で、自分の好みにあった家ができるか、そうでないかがすべて決まってしまうのです。
これは調査も同様です。
調査の設計図である「調査設計」が退屈なら、
「Garbage in, Garbage out! =ゴミを入れればゴミが出てくる」、 出てくる調査結果も退屈、そこから導き出されるアクションプラン(問題解決策、取るべき施策)も退屈なものになりかねません。
だからこそ KFSは、まず、あなたが抱えている問題の本質は何かを理解し、どうすれば本来のあなたの目的に沿うことができるか、思考のストレッチをして、考えることからスタートします。
あなたが抱える問題を新しい枠組みで捉え、その問題を解決するための最短距離を探していく。
最初にきちんと考えることこそ、時間と資源の節約です。
あなたは、調査設計の重要性を、本当に理解していますか?