日記法
別称:ライフログ
欲しい情報を引き出すためには、テクニックが必要です。
こんな時、あんな時。こんな場所、あんな場所で。
オンタイム・オフタイム、朝昼晩 etc.
時間帯や場所、その日の気分によって変わる商品・サービスの使用シーンを追跡したい時に。
日記法(ライフログ)とは?:定性調査手法
- 対象者に、一定期間にわたり、日記形式で、商品・サービスの購買記録や、利用記録、利用シーンなどテーマに沿って、何を行って、どのように感じたかを、規定のフォーマットに記録してもらう。その内容を分析し、消費者が気づいていない、行動と使用シーンの裏付けなどを探っていく ~商品・サービスの利用シーンやその時感じたこと、など
- 利用シーン等、写真撮影を依頼し、写真観察法(フォトサンプリング)を合わせて実施することも可能。
- 同様に、調査終了後に、インタビュー形式で、内容について、さらに深く尋ねることでより一層の顧客理解を深めることができる。
KFSの日記法の特長
- 過去 20年以上に及ぶ実績
- 日記法は、事前のテーマ設定や調査企画が重要です。毎日同じ内容、良質なデータが集まりにくい、など、やり方次第では残念な結果になりがちです。
KFSでは、実査前のマーケティング企画、調査設計(対象者の選び方、アウトプット逆算式の質問項目など)から全面サポート - 専門リサーチャーが、日々の日記内容をきめ細かくフォロー。情報不足な内容や、より深く情報が欲しい場合など、必要に応じて協力者とやり取り
- 写真観察法や、感情分析法など複数のインサイト探索モデルを組み合わせた分析が可能
- 調査終了後に、インタビュー形式で内容をさらに尋ねる、定性調査で仮説検証を行う、など、複数の調査手法を組み合わせたご提案が可能
調査方法
オンラインダイアリー形式
- 対象者一人ひとりに、専用のアクセスIDを付与し、対象者本人および管理者しか見れない専用の日記サイトを提示。 事前のテーマに沿って、各自に、その日の内容を記載してもらうとともに、管理者およびクライアントがさらに詳しく知りたい内容については、状況に応じて「つっこみ」を入れて、対象者に情報を補足してもらう。
- 一定期間終了後、対象者に、インタビュー形式で内容についてさらに深く尋ねる調査を組み合わせる場合が多い。
このような時に
ペルソナ構築
- ターゲット像の具体化、ライフスタイル、価値観等の明確化
商品・サービルの利用実態把握 (購買シーン&利用シーン、競合他社製品との回遊状況など)
- 飲料や、食材など、毎日、どのようなものを、いつ、どこで、何を重視して購入しているか、購買記録や、どのような時に利用されているかを分析。
~スポーツ飲料が1番よく飲まれているのは、「スポーツの後」ではなく、実は二日酔いの日の朝だった
~ちょっと仕事休みで食べたいのはチョコレートだけれど、ランチの後のお菓子は皆で分け合えるスナック (お菓子の回遊状況、使い分けシーン)、など
競合サービスの良い点&悪い点の探索 (クロスユーザー・ホームユーステストとの併用)
- 競合メーカーの商品Aを、競合メーカーBのユーザーに、競合メーカーの商品Bを、競合メーカーAのユーザーに。
相互に使わせたら、どのような反応を示すのか?
機能性はほとんど変わらないが、固定ファンが生まれる理由は何か?
~日常品、IT商品など
~ ブランドファン化を促すのは、機能性よりも、シリーズ間の操作の継続性 (違う操作を覚えるのが、単に面倒)、 ブランドイメージの源泉は実は○○)、他
自社商品・サービスの改善 (モニター調査)
- 自社商品・サービスは、実際に生活者の生活現場で、どのように利用されているのか?
~いつ、どのような時に、利用時間帯、誰と、どのように、どんな目的で、どのようなモノやサービスと一緒に、etc. (5W1Hの明確化)
~利用する際に、感じたこと、想起された感情・気分とその理由 (なんとなく快・不快~ ポール・エクマン:表情分析モデルより)
調査費用
※対象者の抽出難易度、対象者数、調査方法、協力者への依頼期間、依頼内容の難易度等によって、費用概算が異なります。
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