文章完成法
別称:メタファー投影法、文章投影法
欲しい情報を引き出すためには、テクニックが必要です。
聴きたいことをただ聴くだけでは、ホンネに迫ることは難しい。
「喩えるとこんな感じ」「簡単に言うとこんな感じ」。
メタファーを使って効果的にインサイトに迫る定性調査のテクニック
文章完成法とは?:インタビュー調査、WEB定性調査で活用する定性調査テクニック
- ○○をするって、こんな感じ、○○の商品って、こんな感じ。○○を使うって、こんな感じ
- 喩えを使って対象者のホンネを引き出す上で、ビジュアル(写真)を使うのが「ビジュアル刺激法」なのに対して、イメージを膨らます「言葉・表現」から探っていく方法
- 回答者が「本人自身も気づいている意識、内容」だけを回答するのを避けるため、○○の気分、○○のイメージなど、直接的な表現ではなく、喩えを使っての間接表現、イメージの言葉を収集することで、対象者のホンネを引き出す
KFSの文章完成法の特長
- 定性調査手法としてデプスインタビューやグループインタビューなどの対面型リアルリサーチだけでなく、WEBを利用したインターネットリサーチ(定性WEB調査)でも利用可能
- 文章監視法は、質問の作り方に加えて、有用な回答を引き出すプロのテクニックが大切です。KFSでは、必要な知識と経験を積んだリサーチコンサルタントが実査に対応
- 一見、脈絡のない情報から、何をインサイトとして読み取るか、顧客のホンネに踏み込んだレポート内容+ワークショップ開催サポート(オプション)
- 文章完成法にて発見したインサイトを、検証するための定量的な検証プログラムを保有
- プロジェクト全体像を踏まえた文章完成法の活かし方&定量調査との組み合わせによるインサイト検証までをも含めた、プロジェクト目的遂行型の調査企画&調査設計をご提案
- 写真投影法など、複数のインサイト探索手法と組み合わせることが可能
調査方法
1on1デプスインタビュー
- 1人あたり 60分程度 (通常8~12名)
- 1対1のマンツーマンで、テーマに沿って言葉を選んでもらい、その際の気分や感情について、具体的に語ってもらう。
グループインタビュー
- グループ 60分程度
- 上記、1on1デプスインタビュー3~4名の対象者に、座談会形式で実施
ネットリサーチ(オンライン文章完成法/WEB定性調査)
- ネットリサーチで、文章完成法を利用したテキストデータを集める方式。
- テキストデータ主体の文章完成法をメインとした調査の場合は、100名程度の少数サンプルサイズからも対応
(調査目的によって、サンプルサイズ設定と質問紙の作り方が異なります。ご相談ください。) - 行動実態把握のためのアンケート(大量サンプルサイズ、行動実態など、実態を知ることを目的とした定量調査)の質問に組み合わせ、定量のメリットを活かしたアウトプットを出す場合も。
このような時に
商品&ブランドポジショニング探索
自社の属する商品カテゴリーや、自社の商品・サービスについて、生活者がどのようなイメージを持っているのか、目に見えない自社の強み・弱みやブランド価値を明確化し、ブランドポジショニングを明確化したい。
~ブランドスイッチをしない人、ブランドに対する心理的な価値
ユーザーの潜在ニーズ探索
新商品・新サービスのコンセプトを開発するにあたって、生活者自身さえも気づいていないニーズや、生活者が商品・サービスを利用することによって実現したい価値を探りたい。
購入理由&非購入理由の潜在的な要因探索/非購入者の非購入理由探索
自社の製品と競合他社の商品・サービスについて、それぞれが選ばれる理由、選ばれない理由、満足or不満なことについて、生活者の潜在意識を探り、本質的な問題点を明確化したい。
~例:コンビニエンスストアでお弁当を買わない理由は、「味」「外観」「価格」の問題ではなく、「一人でコンビニエンスストアのお弁当を広げている自分」がさびしい、「手抜きをしていると思われたくない」から。
調査費用
※調査内容・利用する調査手法によって、費用概算が異なります。
詳しくは、お問い合わせください。