C【第7回】緑
緑の中に囲まれると、心身ともに癒されますね。
私は、部屋にグリーン(植物)がなければ、気持ちが落ち着きません。
安心感や安定、調和の取れたバランスを示す色、グリーン。
信号の色や非常口のサインにも使われてることからも、緑=安心・安全のシンボルカラーとして、
緑の中に囲まれると、心身ともに癒されますね。
私は、部屋にグリーン(植物)がなければ、気持ちが落ち着きません。
安心感や安定、調和の取れたバランスを示す色、グリーン。
信号の色や非常口のサインにも使われてることからも、緑=安心・安全のシンボルカラーとして、
k
白という色にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
ウェディングドレスに代表されるような「純粋無垢」「新たなスタート」を象徴する色?
お葬式の際の白装束のように、「命の終わり」、「終焉」を示す色?
汚れのない白には清潔感ありますが、無彩色であるがゆえに、そこから想起されるイメージは、捉える側の心理状態が投影され、
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平朝臣)
世の中に一切、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに、という意味。
特に昨年はとてもお花見気分ではなかったですから、
今年は、桜が遅いですが、先日、梅を見に、茨城県の偕楽園に行ってきました。
ということで、今回は、日本のピンク、梅を中心に、梅、桃、桜について。
満開の梅の写真、遠景図です。
私には、この景色が、なんだが、東山魁夷の吉野の桜の絵のように見えました。
ただし、桜と梅では、花の付き方が違うため、なんとなく、梅のほうが寂しい感じ。
霞のように、煙った景色に見えます。
梅の美しさは、個人的には、枝ぶりの美しさにあると思っています。
だから、梅がたくさん植えてあると、つい、「この密集しているところ、いらないでしょ・・・!何本か抜きたい、空間が欲しい・・」なんて思ってしまう。もちろん、好みの問題ですが・・。
そういう意味で、梅といえば、
今回、活けたのはピンクでも、ちょっと赤紫系のピンク、黄色みの強いコーラルピンクというよりピーチ?(チューリップ)、ホワイトが強いピンク(桜)です。
「ピンクって一括りにしないで!」という声が聞こえてきそうなくらい、ピンクという色に対する女性の思い入れは強いですね。